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オリジナルのタオル作りをする前に知らないと損!タオルの素材と印刷方法の違い

販促用のタオルやイベントで販売するタオル、友達や仲間とお揃いのデザインで作るタオルなど、市販のデザインではなくオリジナルデザインのタオルを作成する方法はいくつもあります。

自分たちで布専用のインクを使って制作してもいいですが、外注するのが一番簡単です。

オリジナルタオルを外注する場合は、素材や制作方法の違いを知っておかないと、イメージと違う仕上がりになってしまうこともあります。

オーダー前にタオルの素材と印刷方法の種類を知っておきましょう。

タオルの素材はいろいろある

タオルにはいろいろな素材があります。

一般的によく知られているのは綿素材のものです。

オリジナルタオルを作成する場合、お店によっては綿はもちろん他の素材も扱っていることがあります。

素材によって肌触りや耐久性も変わるので、それぞれの特徴を知って目的や好みに合ったタオルを選びましょう。

綿

タオルと言えば綿を思い浮かべる方も多いでしょう。

オリジナルタオルの作成でも、綿素材のタオルを扱っているお店がほとんどです。

綿素材のタオルのみ扱っているお店もあるくらいなので、特に素材にこだわりがないならば綿素材のものを選べば間違いありません。

綿のタオルの特徴は、タオルに求める肌触りの良さや柔らかさがあります。

一般的に企業の名入れタオルや販促用のノベルティなどでは、綿素材のタオルが使われていることが多いです。

ポリエステル

ポリエステルは合成繊維です。

石油系のものを原材料として使用しているので、燃えやすいため火の近くにはおかないようにしましょう。

ポリエステル素材のタオルの特徴は、なんといっても安いことです。

綿よりも安価なので、コストをできるだけかけたくない人に向いています。

耐久性も高く速乾性もあるので、毎日のように使いたい場合にもいいでしょう。

ただし肌触りは綿より劣り、肌に強くこすりつけると肌荒れしやすい人もいます。

オリジナルデザインを印刷したい場合、ポリエステル素材のものは扱っていないお店もあるので注意しましょう。

マイクロファイバー

マイクロファイバーも、ポリエステルやナイロンなどの化学繊維でできた素材です。

なんといっても速乾性が高いのが魅力となっています。

吸水性が高いのに乾きやすいので、洗濯をしてもすぐに乾くのも魅力です。

肌に強くこすりすぎるとトラブルになりやすいので、手を拭く程度のハンカチや布巾として使う場合に向いています。

ガーゼ

ガーゼ素材は他の素材よりも薄いのに、肌触りが良く吸水性も速乾性もあります。

薄い分保管に場場所も取らず、何枚あっても邪魔になりにくいです。

肌が弱い赤ちゃんにも使えるので、出産祝いなどでプレゼントする方も多く見られます。

赤ちゃんの名入れをしたガーゼタオルは人気です。

タオルの加工にもいろいろある

タオルは素材が違えばもちろん肌触りや吸水性が変わりますが、タオルの加工によっても違いが出てきます。

同じ綿素材でも、パイル地とシャーリング地では違ってしまうのです。

印刷のデザインの出方も、加工によって変わることがあるのでよく知っておきましょう。

パイル地

パイル地は、糸が輪っかのようにループ状に織ってあります。

ループ状になっていることで、生地に程よい厚みができ肌触りもよくなるのが特徴です。

吸水性もよくなるのですが、毛が長い分デザインを印刷すると滲みやすくなってしまいます。

細かい文字やデザインを印刷すると滲んでしまうので、注意してください。

シャーリング地

シャーリング地は、パイル地の輪っか部分を切り取ったものです。

ループ部分を切り取ってあるので、肌触りが滑らかで光沢が出ます。

毛が短いので、その分印刷がにじみにくく発色がいいのが特徴です。

細かい文字やデザインを印刷したい方向けでしょう。

ただし吸水性はパイル地よりも劣ってしまうのがデメリットとなります。

平地

企業の名入れタオルなど、タオルの端のみガーゼ素材のような平らな部分がついているタオルがあります。

これは「平地」といい、平地がついているものを「平地付」と呼ぶことがあるのです。

企業名や名前などを印刷するのに向いています。

ただし単色印刷のみに対応しているところが多く、フルカラー印刷はできないので、凝ったデザインの印刷には不向きです。

ジャガード織り

色付の糸を織りあげてデザインを作る製法のことです。

表側と裏側で色がリバーシブルになったり、パイルの高さを変えて凹凸を付けて変化を付けるなど、様々な演出ができます。

単色でも凹凸をつけるだけで、オシャレな印象にすることも可能です。

肌触りも吸水性も良いので、デザインも機能面にもこだわりたい方に向いているでしょう。

印刷方法を知ろう

タオルに印刷する方法はいろいろあります。

印刷方法によって、それぞれ特徴があるので覚えておきましょう。

印刷方法にこだわりたい場合は、オーダー予定のお店で希望の印刷方法に対応可能か、確認してからオーダーするようにしてください。

インクジェット

タオル全面にデザインをプリントできます。

色数の制限もないので、凝ったデザインや色数の多いものでも印刷可能です。

直接印刷できるので、型を作る必要がありません。

その分コスト削減になるので、少ない枚数の発注にも向いています。

1枚から作成可としているお店も多いです。

シルクスクリーン

版を作って、それを使って印刷する方法です。

色ごとに版を作る必要があるので、使う色が多ければ多いほど価格が高くなると思ってください。

大量印刷向けで、枚数が増えれば増えるほど1枚当たりの単価が安く済みます。

インクジェットよりも発色良く印刷でき、耐久性も高いのが特徴です。

刺繍

名前やロゴなどをタオルに刺繍で表現できます。

刺繍部分が盛り上がるので、デザインをより強調させることが可能です。

チーム名やロゴ、名前などを刺繍する方が多く見られます。

ゼッケンのようにメンバーの背番号と名前のみ変えて複数枚印刷したい方にもおすすめです。

ただしタオルの大きさや種類を限定しているところが多いので、マフラータオルやフェイスタオル以外に刺繍したい場合は、相談してからオーダーしましょう。

フチありとフチなし印刷の違い

タオルに印刷するときには、印刷方法だけではなく「フチあり」と「フチなし」を選べる場合があります。

2つの違いを知らずにオーダーしてしまうと、最悪の場合デザインが切れて印刷される可能性もあるのです。

きちんと特徴を知ってからオーダーするようにしましょう。

フチあり

フチありと表記がある場合は、タオルの端から2センチ程度余白ができてしまいます。

写真でも印刷するときに白い枠ができたようになることがありますが、それと同じだと思ってください。

余白を持って印刷されるので、タオルの大きさよりも小さめにデザインを考える必要があります。

端に名前や凝ったデザインを印刷してほしい場合は気を付けましょう。

フチなし

フチなしはフチありと違い、タオルの端までデザインの印刷が可能です。

そのため、端にデザインや名前を入れて印刷したい人向けでしょう。

「全面プリント」と表記があれば、フチなし印刷が可能だと思って大丈夫です。

目的に合わせてタオルの素材と印刷方法を選ぼう

オリジナルデザインのタオルをオーダーする場合には、タオルの素材や印刷方法を選ぶ必要があります。

それぞれの特徴を知らずに適当にオーダーしてしまうと、思っていたものと違うデザインで印刷されてしまうこともあるでしょう。

きちんとタオルの素材と印刷方法を確認してオーダーするようにしてください。

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